旦那を◯とったママ友

【No.13】「いい加減パパを返してちょうだい」旦那を寝◯ったママ友から告げられた真実

旦那を◯とったママ友


「それで?」

旦那の言い分は容易に想像がついたが、私は仕方なしにそう尋ねた。

すると案の定、クズの極みのような答えが返ってきた。

旦那
「それで、だって?双子だぞ?考えてみろよ!どれだけ腹が大きくなるか!そもそも生まれたあとだって物凄い騒ぎになるのが目に見えてるじゃないか。赤ん坊が二人もいたら、どうせ俺なんかほったらかしにされるんだ」


「何言ってんの?その『物凄い騒ぎ』を一緒に乗り越えてこその夫婦で、家族でしょう。あなたには、一緒に育てようっていう気がないわけ?」

旦那
「なんで?子育ては母親の仕事だろ。俺は外で働いているんだから、家ではくつろぎたいんだよ」


「バカじゃないの?!家ではくつろぎたい?外で働いてる?母親はね、24時間、年中無休で働いているのよ!『くつろぎたい』と誰よりも思っているのは、四六時中子供の夜泣きや癇癪に振り回されている母親のほうよ!母親には昼休みもサマータイムも残業手当もないのよ!!」

旦那
「だって……好きで母親になってるんだから、それで幸せなんじゃないの?ずっと子供と遊んでるだけだろ?天国じゃないか、そんなの」

この人と話していると、理性が持たない。さっきから血管がものすごい勢いでキレまくっている。


「天国だと思うなら、その天国を一緒に楽しんだらいいんじゃないですか」

旦那
「いや、だから俺は、騒がしいのも好きじゃないし、俺のことをかまってもらえないのも、家事が疎かになった挙げ句に『手伝って』みたいなことを圧強めで言われるのも嫌なんだって……」


「圧強めに言われるのが嫌なら、その前に手伝ってあげればいいでしょうよ!バカなんじゃないの?!」

さすがにここまでくると、M子に同情してしまう。

ずっと騙されていたとはいえ、M子もFちゃんもある意味被害者だ。

諸悪の根源は、このバカ男だ。

良い年をして自分の世話もできない、父親としての自覚も子育てをする意思もない、どうしようもない男。


「とにかく、やり直すなんて絶対に嫌。『生理的に』無理。帰って!」

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