旦那を◯とったママ友

【No.14】「いい加減パパを返してちょうだい」旦那を寝◯ったママ友から告げられた真実

旦那を◯とったママ友

「帰れ」と怒鳴った私に対し、旦那はさらに火に油を注いできた。

旦那
「なぁ、頼むよ。こっちはもう生まれてるしさ、お前の体型も元通りだし、今ならセックスだってちゃんとできるだろう?赤ん坊もひとりなら、俺のことだってちゃんと……」


「帰らないなら、警察呼びますよ」

旦那
「はぁ?なんだよ、警察って。どうしてそんなに頑なに……」


「気持ち悪いのよ!さっさと帰って!あんたみたいな人間といっときでも家族だったなんて、今考えても虫唾が走るわ!!」

旦那
「そんな言い方ないだろう!なんだよ、急に……」


「自分の言っていることの異常さが分からないなんて、サイコパスとしか思えないわ。頭おかしいんじゃないの」

旦那
「なぁ、悪かったって。浮◯したことなら謝るから。もうしないからさぁ……」


「浮◯したこと以上に、人として欠落している部分が生理的に無理だって言ってるの。あなたが生理的に妊婦の体型を受け付けないのと同じようにね」

旦那
「なんだ、そのことを怒っていたのか。大丈夫だよ。今はもうお前は妊◯体型じゃないから、ちゃんと愛せるよ」


「だから!そういうところが無理だって言ってるのよ!いい加減にしてよ、こっちの頭がおかしくなる!!」

私は思わず、手近にあったカップを壁に叩きつけた。

ガチャンと大きな音がして、粉々になった欠片が床の上に散らばった。


「帰って。本当に警察呼ぶわよ」

私の迫力に気圧され、旦那はようやくすごすごと帰っていった。


「お気に入りのカップだったのに……」

家族旅行で訪れた京都で買った、陶器のカップ。家族3人の思い出の品。

カップと一緒に、大切な何かが決定的に壊れた音がした。

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