義両親の介護

【No.24】「介護は長男の嫁の仕事でしょう?」義理姉夫婦から告げられた衝撃的な告白

義両親の介護


「それでも納得いかないようなら、そういう裁判所を利用してもいいと思います。」

義姉
「いや、それだけは…。別にそこまでしなくたっていいのに…」


「…私の立場からしたら、そこまでしないとダメだと思います。」


「ちなみに、お義姉さんのような立場の人たちが、介護が必要だとわかっててそれを放棄して要介護者が◯亡や重症になった場合、罪に問われるらしいので気をつけたほうがいいですよ。」

義姉
「つ、罪に問われる!?!?」

義姉
「お願いだから、大事にはしないで…!!」


「じゃあ私が今話したこと、ご理解していただけましたか?」

義姉
「…わかったわよ。私たちが面倒みればいいんでしょ。」


「…はい、よろしくお願いします。それとこれ…」

私は薫からもらっていた自治体のサービスのチラシを義姉に渡した。


「知り合いに教えてもらいました。介護のことで相談に乗ってくれる場所です。」


「本当に介護で困り事が出るなら、こういうところを利用してもいいと思います。」

義姉
「今はこんなのがあるのね…」


「はい、私も最近知りました…。」

義姉
「…わかったわ。ここのサービス利用してみる。」


「はい、そうしてください。それと…あなた。」


「ん…!?」


「私と離婚してください。」


「は…は!?!?何を言い出すんだいきなり!!」


「今の今まで何も言わないできましたね。私が働くことだって許されない、困った時だって自分は関係ない、お前自身で何とかしろ、そうやって結婚してから今日までずっと…、私は我慢してきました。だけどもう耐えられません。」

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