義母に直接同居解消を申し出てみることにした。
義母に泣かされてから初めて2人で会話をする…。
緊張しながらテレビを見ている義母に声をかけた。
私
「あの、お義母さん。よかったらコーヒー飲みます？」
義母
「…そうね、もらおうかしら。」
私
「…どうぞ。」
義母
「美亜ちゃんは？寝てるの？」
私
「はい。…あの、お話があるんですけど…」
義母
「なにー？」
私
「お義母さんが来てもう１週間が経ちましたよね。そろそろ私も１人で家のことをきちんとしないとって思いまして、もうお手伝いはなくて大丈夫だなって思ったんです。これ以上お義母さんの手を煩わせたくないので…」
それを聞いた義母は突然キレ出したのだった…。
義母に遠回しに同居を解消したい旨を伝えた。
それはあくまでもう手伝いは不要だということを最大限に伝えて…。
しかしそれを聞いた義母は突然キレ始めた。
義母
「は？何言ってるの？それってつまり私に出て行って欲しいってことよね？？同居を解消するなんて考えてないわよ。」
私
「え…？」
義母
「だって、この状態で正樹がちゃんとした生活送れるだなんて思わないもの。あなた、私の手伝いが不要って言ったけどどの口が言えるのかしら？(笑)そうやって自分の気持ちだけで物事を片付けようとするなんてわがまますぎるわよ！」
私
「そ、そんな…！！私はそういうつもりで言ったんじゃ…」
結局この話は、わがままな私が一方的に義母を追い出そうとした、ということで片付けられてしまった。
私
（こんなことってあるの…？ちゃんと伝えられたと思ったのに…）
この話はもちろん夫の耳にも入り、その日の夜帰宅した夫は機嫌が悪かった。
仕事で何かあったのかも、と思っていたが、原因は義母との会話だったと気づくのにそう時間はかからなかった…。
夕食を済ませ片付けなどを行い自室へ娘と戻ると、夫がものすごい剣幕で後ろからついてきた。
夫
「おい、ちょっと話がある。」
私
「…？うん、どうしたの？」
夫
「どうしたの？じゃねーだろ！お前俺の親をなんだと思ってんだ！！」
