町内会ご近所トラブル

【No.4】隣の家の意地悪ばあさん 町内会で近所トラブル

町内会ご近所トラブル

◎前回の話はこちら

【No.3】隣の家の意地悪ばあさん 町内会で近所トラブル
◎前回の話はこちら 金子さんの圧に負け、結果的に町内会長を引き受けてしまった私たち…。 夫は揉め事が嫌いで、誰かと揉めるくらいなら自分を犠牲にしていくような人。 反対に私は納得いかないことはとことん詰め...

金子さんから、過去の会長たちから
引き継いでいる文書や資料、備品を譲り受けた夫。

それだけでなく、
ゴミ同然の子供服やおもちゃまで渡してきた。


「こんな穴開いたり汚れた服、着せられるわけないじゃない…!!
それにおもちゃだって壊れてるし…。
うちにゴミを渡してきたってこと!?…あれ、これって手紙?」

荷物の中に入っていたのは
四つ折りにされたメモ用紙だった。

そこには乱暴な文字で『早く出ていけ』と書かれていた。


「何これ…!?怖いんだけど…」


「いやこれは…さすがにアウトでしょ…」





「こんなことできるなんて…」

他のダンボールにはそういうものは入っていなかった。


「他にはないか…。本当どういう神経してんのよ…」


「…そういえば今日の1時に町内会議があるって。
すぐそこの小さい会館みたいなところで」


「こんなことされて出たくないんだけど」


「気持ちはわかるけど…。
でも一応参加しないとじゃないか…?」

行く気なんてさらさらないが、
出なきゃ出ないで金子さんにきっと文句を言われるだろう。

一言くらい文句でも言ってやろう…、そう思い渋々参加した。

町内会議が行われる場所へ行くと、
ここの近辺に住む約10世帯の住民が参加していた。

全員が揃うと金子さんがその場を仕切り出した。

どうやら金子さんは前会長らしく、
話は次期会長の件に移った。

金子
「数日前に越してきたそこの夫婦にお願いしようと思う」




住民A
「金子さんがそれでよければうちは全然…!」

住民B
「うちも!…まぁ誰でも通る道ですしね…(笑)」

住民C
「若いご夫婦だし、私たちなんかより動いてくれそうですよね!!」

金子
「うん、確かに」

住民B
「じゃあ金子さんの意見に賛成の方〜?」

全員
「はい!」

金子さんに続きどんどん手をあげ結果全員が賛同した住民たち。

会長になることはわかっていても、この光景は少し異様だった…。





(こっちの意見も聞かずに決まるわけ!?金子さんの言うことは絶対ってこと…?)

金子
「じゃあ満場一致ってことで、進藤さん頼むね」


「はい…。皆さんどうぞよろしくお願いします。」

みんなが私たちに会長を押し付けたにも関わらず、
夫の言葉に対しての反応は全員ものすごく薄かった。

結局文句の一言も言えず会議は終わった。

納得などいってなかったが会長といっても任期は1年のはず。

そのくらいならなんとかなるだろう…、この時の私はそう思っていた。

これから地獄のような日々が始まるとも知らずに…

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