2人目妊娠中 

【No.4】2人目妊娠中に旦那の◯倫発覚

夫の帰宅時間が遅かったり、休日もどこかへ出掛けてしまう。

さらには悪阻で寝込み娘の世話すらままならない状態を知っているのに何もしようとしない…。

そんな状態に精神的にも不安定になる日々が続いていた。

そんな中、やっと安定期を迎え、最初の妊婦健診。

いつものようにエコーで赤ちゃんを確認してくれる医師。

医師
「うーん…。前回の健診の時から赤ちゃんがあまり育ってないんだよね…。」


「え…?育ってない…?それって…」

医師
「よく赤ちゃんが臨月間近とかになると成長がゆっくりになるケースが多いんだけど、まだこれくらいの週数で成長が止まるってあまり見られないんだ。」

医師
「ただ心拍は元気だよ!だからまずは安心してね。でも、稀にストレスや食事をきちんととっていなかったりしているとこういうことも出てくることもあるんだ。…お母さんの体重が極端に減っているのも気になるね。ご飯はきちんと食べれてる?」


「なるべく食べるようにはしてますけど…。前よりは食べれるようにはなりました。」

医師
「そうか、それはいいことだね!じゃあ無理しない程度に食事はとってね。篠宮さんの場合は少量を1日に5食とかに分けて食べるのもおすすめだよ。それとね、なるべく安静にしておかないといけないから、ご家族の方にも協力してもらってね。」

自宅に帰る途中、私はずっと医師の言葉がぐるぐる回っていた。

医師
『最後にひとつね。これ以上悪阻がつらくなったり食事もとれないようなら入院になるからね。一応伝えておくよ。』


(赤ちゃんが育ってないのは私のストレスのせい…。ひどくなったら入院…。どうしよう…)

夫に相談した方がいいのはわかっていたが、以前夫と揉めたことがまだしこりとなって残っていた。

あんな人に、どうせこんなこと言ったところで何も感じないんだろう、そう思った。

と同時に、何が夫をそうさせてるのか?

2人目の妊娠を望み、あれだけ喜んでいたはずなのに、どうしてそれを拒むような態度になるのか?

疑問に思ったのだった。


「もう一度、裕也に話してみよう。入院になんてなったら、かりんが可哀想…。」

今更だが、義両親は車で1時間くらいの場所、私の両親は遠方に住んでいる。

私の両親は体が不調なため、娘の面倒を見るためにこちらまでくることが難しかった。

そして義両親も、お店を営んでいるためやはり遠慮が勝ってしまい、一度も娘の面倒を見てもらったことがない…。

まぁ、入院とまでなれば話さないわけにはいかないが…。

そして妊婦健診に行った日の夜。

また日付が変わる前に帰宅した夫に話があると伝えた。


「今日健診行ってきたけど、赤ちゃんの成長があまり見られないって。ストレスとか食生活が原因かもって言われた。」

すると夫は耳を疑うようなことを言ってきた。

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