夫はストーカー

【No.14】結婚した夫は私のストーカーでした…

夫はストーカー

◎前回の話はこちら

【No.13】結婚した夫は私のストーカーでした…
◎前回の話はこちら 私 (聡に言うならこの先どうするか  決めてからがいいのかも…) 正直夫のことはまだ好きだし、 これが夢であってほしいと思っている。 だけどこれだけの量の証拠が揃っていて そ...

香織の家からの帰り道、
どうするか考えていた。

まずは見つけたことを全て夫に話す。

そしてどうしてこんなことをしていたのか
理由を聞く。

盗聴器まで仕掛けて何がしたかったのか、
本当に夫があの時のストーカーなのか、
きっかけがなんだったのか…

考えれば考えるほど聞きたいこと、
確かめたいことが山ほど出てくる…。

気づけばもう家に着いていた。


「あ…聡帰ってきてる…」

私は意を決して自宅へ入った。





「あれ真奈!?
 どこ行ってたんだよ〜心配したじゃん」


「あはは…ごめん、
 ちょっと用があって」


「用?用ってどんな?誰かに会ってたの?
 僕に連絡しないで行くとかなんで??」

いつも以上に質問攻めな夫。
あれだけの物を見つけた後のこれは
さすがに異常だ…。


(今までの私はこれを愛情だと思ってたのかな…。
 あれ…なんか全然嬉しくない)

これまでの私は夫にこう言われたことで、
心配してくれている、気にしてくれていると
嬉しく感じていた。




だけど今は…

なんだか気持ち悪く感じてしまった。


「…聡、ちょっと大事な話があるから
 そこ座ってくれる?」


「話?うん、いいよ」

夫はニコニコして椅子に座った。

私は寝室に戻り見つけた物を全て
夫の目の前に置いた。


「…これ、どういうことか説明してくれる?特にこの封筒と写真…。
 これってあの時の物だよね?私は捨てたはずなのに…
 どうしてそれを聡が持ってるの!?」


「……」


「それに私の携帯とかLINEも、勝手に同期してたよね?
 だから急遽香織と会うことだって分かった…。
 それだけじゃない、この家に盗聴器も仕掛けてるよね!?
 全部説明してよ!!」




聞きたいことを全部ぶちまけた。

でも夫は表情ひとつ変えず、
テーブルの上に置かれた証拠品たちをじっと見つめている。


「ねぇ聞いてるの!?
 黙ってたってわからない…」


「あーあ、バレちゃった〜」

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