息子が緊急搬送

【No.8】結婚式で息子が義母に毒を盛られ、意識を失い緊急搬送

息子が緊急搬送

2人はまさかの幼馴染だった。

ずっと夫に片思いしていた森口さんは、私をずっと邪魔者扱いしていた。

森口
「だから私はあんたを排除したかったの」


「ならどうして翔太が犠牲になるの…?あの子は何もしてないじゃない!」

森口
「それはどうかな」

森口
「あんたの子供なら同じ扱い受けてもおかしくないでしょ」


「あんた正気なの!?」

森口
「それにこれはお義母さまのご要望でもあるの」


「お義母さま…?」

義母を見ると、義母はこちらに近づいてきた。

義母
「そうよ。…あのクソガキ、存在自体がゴミそのものなんだもの。ゴミはしっかり処分しないとね。」


「お義母さん…、ご自分が何言ってるのか分かってます…!?いくら翔太のことが気に入らないからって、そこまで言うことないでしょ!?」

義母
「だからこの結婚はやめとけって言ったのよ!それを聞かないで今日を迎えたのは自分でしょ!?」


「それは…!」

森口
「お義母さまはずっとあんたのことが気にいらなかった。私にはいつも愚痴をこぼしてくれたの。」

私が義母に挨拶しに行った時から、義母は森口さんに結婚のことについて愚痴をこぼしていたらしい。

そこで私が邪魔で排除したいと考える森口さんと、息子の結婚を阻止したい義母の2人の利害が一致。

結婚式を挙げる代わりに式自体をめちゃくちゃにする計画を2人は実行したのだ…。

森口
「私がその計画を持ちかけてお義母さまも応えてくれた。」

森口
「その時に子供のことも頼まれたの。お義母さまの言うことは正しいし、何より雄馬のお母さまだもの、言うことは聞かなくちゃね」


「何言ってんのさっきから!!人の感情ないの!?」

どんなに訴えかけても森口さんには響いてないようだった。


「てかあんたはどうして黙ってんの!?自分の親がこんなヤバいことしてるんだよ!?黙ってないで何とか言ってよ!!」

夫がずっと黙ってるのは自分のやったことに反省してたり、義母がやってることが行き過ぎだと驚いてるんだと思っていた。

でも・・・


「…俺は知ってたよ。」

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