2人目妊娠中 

【No.5】2人目妊娠中に旦那の◯倫発覚

妊婦健診で医師から言われたことを夫に伝えた。

すると夫は、


「え、ストレス?なに、会社で何かあったの?」


「え…?」


「え…って。ストレスだろ?別にこれまでそんなこと言ったことなかったから、何かあったかと思って。」


「会社じゃないよ。」


「そう?…あ、食生活もって言ってたよな?ダメだよ、食事はちゃんと摂るようにしないとー。赤ちゃんのことちゃんと考えてんの?」


「考えてるよ…。前よりは食べれるようにもなってるし。それで、この状態が悪化するようなら入院しなきゃいけないって。だから…」


「は!?入院!?!?えーどうすんだよー。 誰が家のこととかかりんの面倒見んの?俺毎日残業だし予定詰め詰めだから無理だよ?」

まるで夫じゃない人が話しているようだった。

私が知る夫はこんなじゃない。

不器用ながらでも私のことを気遣い、子供が大好きな夫だった。

でも目の前にいる人はそんなことを微塵も感じさせないほど、自分のことしか考えていない、

こうなったのも私のせいだと言わんばっかりの言動。

私が相談をしているのだってまるで他人事のようだ。


「…私が言いたいのは、入院になってからだとかりんの面倒を見れる人がいなくなるし、そうならないために今裕也の助けが必要ってことなの。」


「今までずっとワンオペ状態だったけど、少しでもいいから家のことやかりんの面倒を見てほしい。こんな時間とかじゃなく、前みたいになるべく早く帰ってきてほしいの。」

私はこれでもかと必死に夫に頼んだ。

しかし夫は表情ひとつ変えることなく黙って話を聞いていた。

何かを考えた後、夫が口を開いた。


「はぁ…。だからさ、前も言ったけど、俺は毎日仕事が忙しいから無理だって。だってお前の会社みたいに軽々しく休める場所じゃないんだぞ?」


「でも…!」


「あのさ、そんなに誰かに協力してほしいならお母さんに頼めば?」


「…え?」


「身体が不調って言ったって専業主婦で毎日家にいるだけなんだろ?(笑)ならちょうどいいじゃん。リハビリがてらに来てもらえよ。」


「な、なんてこと言うの…!?」


「自分が何言ってるかわかってるの!?私は裕也に助けを求めてるの!!どうせ毎晩飲み歩いてるのだって知ってるんだから!!だから今はそれをなくして、私とかりんのために動いてって言ってるの!!お腹の子だって裕也の子なんだよ!?そんな無責任なこと言う資格、今の裕也にはない!!」

私はショックのあまり夫に声をあげてしまった。

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