義母が夫に触れた瞬間、夫は義母の手を思いっきり払い除けた。
夫
「俺に触るな!!」
義母
「え…?マーくん、どうしちゃったのよ!!」
夫
「母さん、今まで俺に嘘ついてたんだね。」
義母
「嘘だなんて、
私はマーくんに本当のことしか話してないわよ!!」
夫
「じゃあ今の会話は何だったんだよ!?」
夫
「あやかが母さんをいじめてたんじゃなかったのか!?
それは嘘ってことだよな!?」
私
「え…、私がお義母さんをいじめてた?
ふざけないでよ!ずっと嫌がらせを受けていたのは私!!」
義母
「違うのよマーくん!!本当に私がこの女からいじめられてたの!!」
この時全てを悟った。
夫がどういう生活を送っているのか気になっていた義母は、
これまでずっと夫から家での生活について話を聞いていたんだろう。
しかし義母自身がしてきた振る舞いと同じことをしていないと発覚し、
出産後のサポートを口実に自宅に入り込み私に罰を与えようと企てた。
そして最終的に娘にまでその危害が及んでしまったんだと理解したのだ…。
その瞬間、義母に対しこれまで感じたことのないものすごい憎悪が押し寄せ、
私は必死に夫に取り繕おうとする義母に向かって言った。
私
「…このクソババア!」
義母
「…!?」
人が変わったかのような私に義母は一瞬怯んだ。