会社で出会った夫に猛アプローチを受け、悩んだ挙句夫と結婚することを決めた。
それからはトントン拍子に事が進み、交際した翌年には結婚した。
夫
「新居はどう?」
私
「うん、すごく広くてびっくりしてる!」
私の希望で同性はせず、結婚後に新居を構えることにした私たち。
夫はそういう決め事も全て私の好きなようにさせてくれた。
私
「…大ちゃんって本当に優しいよね。」
夫
「え?そうか?(笑)俺は桃ちゃんの笑顔をたくさん見たいだけなんだよ(笑)」
私
「そういうことを平気で言えちゃうなんてね(笑)」
夫
「でも嫌いじゃないでしょ?(笑)」
私
「うーんまぁ全くないよりはね(笑)」
夫といると本当に笑顔が絶えなかったと今でも思ってる。
夫と結婚して2年が経った頃。
突然気持ち悪さに襲われるようになり、仕事を休みがちになった。
私
「え…もしかして…」
この気持ち悪さに心当たりがあった私はすぐに検査薬を購入し試すことにした。
私
「…陽性…、やった…!!」
検査薬は時間を待たなくてもくっきり陽性。
夫との子供を望んでいた私はすごく嬉しかった。
私
「どうしよう、先に大ちゃんに言う?…いや、確実じゃないから先に病院か…!」
私はすぐに婦人科へ予約を入れることにした。
私
「うわ…予約がいっぱい。早くても5日後か…」
近くの婦人科が良かったため、私は5日待って受診することに決めた。
そして受診当日。
受付
「533番の方、中へお入りください」
番号を呼ばれ中へ入り、医師と対面。
検査薬が陽性だと伝えると、内診することになった。
医師
「…これ見える?これが赤ちゃんの袋ね。生理周期から見ると妊娠6週目かな!」