壮絶な孫差別

【No.1】「所詮あんたは他人よ」義父母からの壮絶な孫差別

壮絶な孫差別

私には一人娘・はながいる。

娘は小学校一年生、少々内向的だが学校では友達とも校庭でよく遊ぶらしく今日も楽しかったと笑顔で帰ってくる。

そして私は現在妊娠7ヶ月に入ったところだ。

夫の圭介とは2年前に結婚し、家族3人幸せに暮らしている。

と思っていたが…、あんなことになるなんてこの時の私は思いもしなかった。

実は娘は前夫との子供で、今の夫とは血が繋がっていない…。

今の夫と出会ったのは娘が3歳の時。

ちょうどイヤイヤ期真っ盛りの時期で、道端でゴロゴロして泣き喚いて困っていたところを助けてくれたのが今の夫だった。

その時の第一印象は『子供好きな男性』だった。

娘は今の夫に懐き私もだいぶ助けられた部分があったため、それきっかけで連絡先を交換しランチを行くようになったのだ。

最初は『子持ちの自分なんかが男性と食事なんて…』

そう思っていたが、娘も懐いているしこの人も子供が好き。

別に悪いことでもないのかも…。

こんな優しい人がこの子のパパだったら…。

会う回数を重ねるうちにそういう考えが頭をチラつくようになっていた。

出会いから2年、夫から告白され結婚を前提にしたお付き合いを申し込まれた。


「お願いします…!!」


「…でもひとつだけ、聞きたいことがあるの。」


「圭介は私だけじゃなくて、はなのことも同じくらい大事にしてほしいって思ってる。それが出来ないなら、お断りさせてください。」


「な、何言ってんだよ!!俺ははなちゃんのことも大事にする前提で理紗に告白したんだ…!」


「うん、わかってる。でも一応確認しておきたかった…。」


「大丈夫、理紗もはなも、俺が幸せにするよ。」

そうして私たちはお付き合いを始めたのだ。

その時の私たちは本当に幸せそのものだったと思う。

当時5歳だった娘にも報告すると、


「ほんと!?はなにパパができる!?」

なんて気が早い返答をするくらい喜んでくれた。

だけど現実はそう甘くなかった…。

問題は夫の母…、義母の存在だったのだ…。

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