壮絶な孫差別

【No.6】「所詮あんたは他人よ」義父母からの壮絶な孫差別

壮絶な孫差別

義妹に、娘は義父母に任せて一緒に庭で餅つきの準備をしようと誘われてしまった。

娘も自分は大丈夫だと言って義父母たちのいる部屋へ戻っていった。


(本当に大丈夫かな…。)

義妹
「…さ、行こ!」

義妹に連れられその場を後にした。

20分くらい準備を手伝い、急いで義父母のいる部屋へ向かった。


「お待たせはな!…って、どうしたの!?」

娘は部屋の隅っこに座って静かに泣いていた。


「ママ…」

娘は私の顔を見るともっと大泣きした。

私は娘から理由を聞き出したくその場から離れて娘と2人きりになった。


「大丈夫…?どう?落ち着いた?」


「うん…」


「どうして泣いてたの?理由教えてくれる?」

すると娘はゆっくりと何があったのか教えてくれた。


「あのね…。ママが戻ってくる前におばあちゃんが言ったの。『あんたは本当に醜い』『あかりちゃんの方が可愛い』『あかりちゃんはお利口で自慢の孫』とかそういうこと言ってた…。あと、『お前はこの家には関係ないから早く帰れ』って言われたの。」


「なんでそんな…!!」


「それではな、悲しくなっちゃって、涙止まんなくて…。そしたらママが帰ってきたの。」

娘の気持ちを考えると、想像するだけで胸が締め付けられる思いだった。

小学生と言ってもまだ7歳になったばかり。

色んな言葉の意味を理解できてくる子には酷すぎる言葉たち…。

私は大事な娘を傷つけられたことで義父母に対して嫌悪感が増すばかりだった。


(このまま黙っているわけにはいかない…!いくら私が再婚だからって、ここまでされる筋合いない…!)

私はすぐに義父母のいる部屋に戻った。


「あのお義母さん!」

義母
「は?なんなの大声出して」


「理紗…?どうしたの?」


「さっき私がいない間、はなにひどい言葉をかけたみたいですね。」


「え?母さんが…?」

義母
「ひどい言葉?(笑)一体なんのことを言ってるんだか」

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