結婚から10年。第1子はあっさりと妊娠したのに、2人目がなかなか授からずに悩んでいた私。
「2人目不妊」だと周りから言われ、
義母にも「2人目はまだか」と急かされ、ストレスの溜まる日々が続いていた。
しかし、
上の娘が小学校2年生に上がってすぐの頃、待望の妊◯が判明。
ようやく2人目が授かったことに、
家族みんなで大喜びしていた。
娘
「弟かなぁ、妹かなぁ。楽しみだね、ママ!」
私
「そうね。どっちだろうね。娘ちゃんは、どっちがいいの?」
娘
「えー迷うなぁ。一緒に遊べるのは女の子かなぁ。でも、男の子もかわいいよねぇ」
旦那だけではなく、ずっと兄弟をほしがっていた娘も大喜び。
これでようやく娘も、周りに事あるごとに「一人っ子」だからと言われずに済む。
そう胸を撫で下ろしていた矢先、
旦那の様子に不穏な動きが増え始めた。
それまでは定時ぴったりに帰ってきていたのに、
異常なほど残業が続き、帰宅は日付けが変わってから。
妊娠がわかった瞬間はあんなにも一緒に喜んでくれたのに、
お腹の赤ちゃんに話しかけることもなく、いつもどことなく不機嫌な様子。
言葉にできない不安が募る日々に耐えきれず、私はついに、旦那に話を切り出した。