義母の襲来を免れ、静かに安静生活を送れるようになり、
子どもの状態も安定したため、私は無事に退院した。
しかし、退院後、さらなる驚きと怒りに見舞われた。
旦那
「産前産後もしばらく大変だろうから、一時的にじゃなくてお袋に同居してもらおうと思って」
私
「はぁ?だから、なんでそういうことを勝手に決めちゃうの?」
旦那
「俺はお前のためを思って……」
私
「私のためを思うなら、家事や育児のダメ出しばかりして追い詰めるお義母さんと同居なんかさせないでよ!あと、残業だの休日出勤だのって嘘ついて遊び歩いてないで、ちゃんと家に帰ってきて私や娘との時間を作ってよ!」
抑えきれない怒りをぶちまけた私に、旦那も声を荒げた。
旦那
「そうやって俺がやることなすこと否定ばっかりしてくるから、家に帰りたくなくなるんだよ!」
私
「否定ばっかりなんてしてないでしょ?こういう言い方するの、今回が初めてでしょう?一体何がそんなに気に入らないのよ!」
旦那
「全部だよ!全部!つわりで吐いてばっかりいるのも、荒れてる肌も、余裕のない顔つきも、出っ張ってきてる腹も、全部!!」
私
「は……?何それ。本気で言ってるの?いくら喧嘩中だからって、言っていいことと悪いことが……」
旦那
「本気で言ってるよ!妊娠した女は、女じゃなくなる。その変化が、俺には耐えられないんだよ!!」