義母が突然人が変わったように怒り出した。
義母
「いつものお茶じゃない!!淹れ直しなさい!!」
私
「…はい、すみません。すぐ淹れてきます。」
私
(突然どうしちゃったんだろう…。この温度っていつもお義母さんが飲んでるものと同じなのに…)
違和感を覚えながら言われた通り少し温度を下げて淹れ直した。
私
「お義母さん、淹れてきました。どうぞ。」
恐る恐るもう一度義母に湯呑みを渡した。
義母
「…うん、美味しい!これからは気をつけてちょうだいね。」
私
「はい、わかりました。」
内心ホッとしつつ、台所へ戻った。
私
「好みが変わってきちゃったとかかな?…まぁ今後気をつけよう。」
しかしそれからも義母は度々私に文句を言うようになった。
義母
「ちょっと!今日のご飯って昨日と同じじゃないの!!どういうことよ!?」
私
「あ、すみません…」
私
「特売で食材が安かったのでたくさん買ってきたんです。それで作りすぎちゃって…」
義母
「特売!?何よ、あなた私たちに安物を与えてたの!?」
私
「え…安物って…」
義母
「通りで最近の食事に満足いってなかったわけだわ!」
義父
「何言ってるんだ。俺たちのために作ってくれてるのに…」
義母
「あなたは黙ってて!」
私
「……」
義母
「あなたには一生わからないでしょうね!私の気持ちが!」
私
「気持ち…?」