介護にかかる生活費などは自宅の家計でやりくりをしていたが、ついに底をつきそうになっていた。
私
「はぁ…、どうしようかな…」
悩みに悩んだ挙句、夫に相談することに。
私
「ねぇあなた、実はお金が底をつきそうなの。もう少し生活費を増やしてもらえないかしら。」
夫
「は?何言ってるんだ、いつも渡している額で足りてるんだろ!?まさかお前、無駄遣いしてるんじゃないだろうな!?」
私
「違います!!お義母さんたちの介護にかかる費用をうちで賄ってるの。それでもう底をつきそうなのよ。」
夫
「なんだそんなことか。まぁそこはお前の主婦の力でなんとかできるだろ。」
私
「え…そんなのたかが知れてるわよ…!」
しかし夫はその後も話を聞くだけで特に受け合ってくれる様子はなかった。
そこで困った私は次の日、ダメ元で義姉に連絡を入れてみることにした。
私
「・・あ、もしもし、お義姉さんですか?ちょっとご相談があるんですけど。」
義姉
『相談?なにー?』
私
「お義母さんたちにかかる生活費なんですけど・・」
私
「これまで私が出していましたがもううちの家計が苦しくて…。お義姉さんたちからも支援していただけないかと思ったんですが…」
義姉
『はあ!?支援!?何言ってんの!?』
私
「え…でもこれ以上はもう限界なので…」
義姉
『はあ…。本当に佳乃ちゃん何もわかってないのね!』
私
「え、何をですか…?」