義母の狂った発言に固まってしまった私。
こんな話が現実で起こり得るのかってくらいショッキングだったのを今でも鮮明に覚えている。
私
「罰…?そんなに私が嫌だったなら、最初から私との結婚を認めなきゃよかったじゃないですか!!娘は関係ありません!!」
義母
「…ふん!何を言おうがお前の子供は悪魔だ!お前とお前の子供が不幸にあえばそれでいい!!なんならいっそ離婚してマーくんを返しますって土下座してくれればもう何もしないわ(笑)」
私
「はぁ…!?」
無茶苦茶だ…。どこまで思考回路が腐ってるんだろうか…。
でも私は不覚にも一瞬揺らいでしまっていた。
確かに夫がマザコンだと確信したあの日、離婚も視野に入れながら動いたのは事実。
もしここで離婚すると言い放ったらこの地獄のような義母の存在から解放されるかも…、そう思った時だった。
夫
「ちょっと待て…!!!」
私
「正樹…?」
どこから聞いてたのか、夫が突然扉を開けて部屋に入ってきたのだ。
これには義母も口をあんぐりと開けて驚いていた。
義母
「マ、マーくん…!?仕事中じゃなかったの!?」
夫
「仕事?自分の娘が大変な目に遭ったっていうのに仕事なんかどうでもいい!!あやかから連絡来てたから来てみたら…これは一体なんなんだよ!!」
私
「もしかして…、全部聞いてたの?」
夫
「…あぁ。」
義母は罰が悪そうな顔をしてすぐに夫に駆け寄った。
義母
「マーくん…!?これはね…!」
夫に触れた瞬間、夫は義母の手を思いっきり払い除けた。
夫
「俺に触るな!!」