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【No.15】隣の家の意地悪ばあさん 町内会で地獄の近所トラブル
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ある朝夫が仕事のため車を使おうと駐車場へ向かうと、
何者かの手によってボロボロになった自家用車があった…。
私
「そんな…!!!車が…」
夫
「今日は営業先に行く予定だった...
犯人が特定できたことで私たちは警察へ連絡を入れ、
自宅に来てもらうことにした。
私
「すみません、目立たないように来て欲しいなんて…」
警察
「いえ、大丈夫ですよ。
ところで、車を傷つけられたっておっしゃってましたが…
あの表に停まっていた車ですか?」
私
「はい、そうです。ここに引越してきてから嫌がらせが続いていて…。
それで防犯カメラを付けるようになったんですが、
そこに犯行現場がしっかり映っています。」
私たちは警察に防犯カメラを見せた。
警察はそれを見るなり険しい表情になっていく。
警察
「…ありがとうございます、よく撮れてますね。」
夫
「なんとかなりますか…?」
警察
「はい、すぐにその3名のお宅に行きます。
この動画は証拠として提出していただけますか?」
私
「もちろんです、お願いします!」
警察は金子さん宅から訪問した。
何も知らない金子さんは普通に出てきた。
金子
「あんたら誰だい、こんな朝から…」
警察
「警察です。
お隣の進藤さんの車が破壊された件でお話をお伺いさせてください。」
その一言で金子さんの表情が変わった。
金子
「け、警察…!?話って…私は何も知らないんだから
あんたらに話すことなんかあるわけないだろう!!」
警察
「それがそうとも言い切れないんですよ。
…まぁ後は署の方で詳しくお話ししますから。」
金子
「ふざけるなーー!!!
私は何もやってない!!何も知らない!!」
金子さんの騒ぎで周りの住民たちが家の窓からこちらの様子を伺っていた。