◎前回の話はこちら
404 NOT FOUND | 義母・旦那へのスカッと逆転話
万里子さんに声をかけられそのままお茶に行くことになり、
今朝起きたことを相談してみることに。
私
「万里子さん、実は今朝ね、ポストにこんなものが入ってて…」
私はスマホで撮っていた写真を見せた。
万里子
「え…何これ。誰がやったのかわかってるの!?」
私
「誰っていうのは特定できてないけど、近所の人たちだっていうのはわかる…。
さっき防犯カメラ見たけど黒づくめで顔も見えないようにしてたから
性別もはっきりしないの」
万里子
「そっか…、この前の件で防犯カメラがついてるって
バレてるならそうくるか…。ほんと、腹立つ連中だね」
私
「だから私思ったの、やっぱり思い切って引越ししようかって」
すると万里子さんは何かを思い出したかのように携帯を開いて見せた。
万里子
「そういえばね!!
私の友達に不動産に勤めてる人がいるの!…この人なんだけど」
私
「へぇ〜!大手に勤めてるんだ…!」
万里子
「もし迷惑じゃなければ私からこの人に連絡入れておくけど…」
私
「え…いいの!?あ、でもまだ夫には言ってないんだよね…」
万里子
「あ、大丈夫だよ!
旦那さんに言ってからとかでも、こっちはいつでもいいから!」
私
「ありがとう、今夜行ってみるからまた連絡する!」
万里子さんのご厚意に甘えて、
その件も含めてその日の夜夫に相談してみることにした。
私
「ねぇ和也。今日一日考えてたんだけど、
この家売って別の場所に引っ越さない?」
夫
「…やっぱりそうだよな。実は僕も同じこと考えてたんだ」