◎前回の話はこちら
工事を担当した会社に連絡を入れ、事情を説明した。
工事会社
「・・なるほど、そんなことがあったんですね…。
わかりました、当時の施工を担当した者に連絡をとって詳細を確認します。
またご連絡いたしますね!」
そして数時間後。
工事会社から再度連絡があった。
工事会社
「先ほどの件なのですが、当時の施工の責任者に確認とりましたが、
やはりそれはなかったと…、いうよりありえない…と言っておりました。」
私
「…やっぱりそうですか。それで詳細は…?」
工事会社から聞いた詳細、それは、
当時工事をする前に周りの家に被害が出ないよう、専用のカバーをしたという。
しかも、隣の家との距離がかなり近かったため、今回は二重にしてカバーをしたらしい。
そして工事の最終日には、
隣接している住宅に被害がいっていないかなど責任者本人が確認したという。
私
「そうだったんですね…。じゃあ絶対それはありえないってことですか」
工事会社
「まぁ…そうなりますが…。
ただ万が一ご近所さんが進藤様のお話で納得いかないようでしたら、
当時の責任者をそちらに向かわせて証言させることもできますから、
遠慮なくおっしゃってくださいね。」
私
「本当ですか!とても助かります、
その時はご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。」
ちなみに過去にも何件か同じようなことがあったらしく、対応には慣れているとも言われた。
私
(そういう人が実際いるんだなぁ…。)
夫ともこの件は共有し、すぐに佐伯さんに伝えることにした。
私
「(ピンポーン)佐伯さん、進藤です。先ほどの件でお話をしたいのですが…」
佐伯
「あら、随分と話が早かったのね。それで?いつ弁償してくれるって?」
私
「そのことですが…。やはりそういった事実はないと言われました。」
佐伯
「はぁ!?!?ふざけんじゃないよ!ここ!さっき見たでしょ、ここ!!
ここに傷がついてんの!!そんな嘘が通用すると思ってんの!?」
案の定な反応だ…。
私は工事会社の方が教えてくれた通りに説明をした。
でも佐伯さんは一ミリたりとも引き下がろうとしなかった…。