2人目妊娠中 

【No.1】2人目妊娠中に旦那の◯倫発覚

私は篠宮ありさ。

夫・裕也と、娘・かりんの3人家族だ。

私たちは共働きということもあって、娘は毎日保育園へ行っている。


「さ、今日も保育園行こうねー!」


「うん!行こう行こう♪」

娘は3歳。

会話が成り立つくらいまで成長し、おしゃべりと保育園が大好きっ子(笑)


「今日は何して遊ぶのー?」


「うーんとね、今日はね、カナちゃんとおままごとするのー!!」


「そっかー!じゃあかりんはお母さん役とか?」


「ううん、かりんは花。」


「え、花!?(笑)どういうこと(笑)」

何とも面白い娘(笑)


「じゃあ俺先に出るわ!かりん、行ってくるなー!」


「いってらっしゃーい!」

夫を先に見送り、その後で私たちも出発。

毎朝こんな感じ。


「よーし到着〜!じゃあまた迎えに来るからね!お友達と仲良くするのよ?」


「はーい!バイバーイ♪」

先生に娘を託し、私も仕事場へ向かった。

私はパートで事務をしている。

ありがたいことに、ここのパート先はママさんばかりであるためか、急な子供の体調不良にも理解がある。


(よし、今日も頑張るぞ!…うっ気持ち悪い…)

さっきまで何ともなかったのに、急に吐き気を催してしまいその場にうずくまった。

この感じ、どこかで感じたことある…。


「…これってもしかして」

思い当たる節があった私は、パート先へ向かう前に近くの薬局で検査薬を購入した。

いつもより早めにパート先へ到着し、トイレに駆け込みすぐに試した。


「…うそ、できてる…!」”

そこには赤い線がくっきりと浮かび上がっていた。

実はずっと2人目を望んでいた私たち。

元々妊娠しにくい体だったこともあり半分諦めていたが、奇跡的に妊娠できたのだ。

私はすぐに夫へ連絡を入れた。

するとすぐに返信が入った。


『おめでとう!男の子かな?女の子かな?(笑)今日は休憩中に子供服買おうかな!』


(…ふふ(笑)まだ早いってば(笑))

夫はものすごく喜んでいるようで私は安心しきっていた。

この時までは…。

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