高齢出産

【No.4】高齢出産に旦那の早期退職、社内不○がもたらした結末

高齢出産

最後の治療を終えて帰路に着いた。

なぜだか今日はいつもよりも軽い気持ちで過ごせたように感じた。

夫が好きな料理をたくさん作り帰りを待った。


「久しぶりにこんなに作っちゃったな…(笑)」


「ただいまー」


「おかえり!今日はたくさんご飯作ったの!裕二の好きなものだよ〜!」

夫は食卓を見て口をあんぐり。


「す、すごい量だな(笑)何かあったの?」


「うーん、ほら、いつも治療後って色々考えちゃって暗かったでしょ?」


「今日は最後の治療だったし、最後くらい明るい気持ちで過ごしたいって思って…(笑)」


「そっか。今日まで頑張ってくれてありがとう。どんな結果でも俺は受け入れるよ。…わーほんとに俺の好物ばっかりだな〜(笑)先着替えてくるね!」

夫はにこやかにそう言うと寝室へ向かった。

それからは肩の荷が降りたように、ゆったりとした日々を送っていた。
翌月。


「…やっぱり来てない。生理が来そうな前兆はあるのにな。」

アプリを見ながらそう思っていると、急な気持ち悪さが襲ってきた。


「気持ちわる…、昨日の揚げ物のせいかな…」

気持ち悪さがなくなったと思うと今度は倦怠感。

これまでも生理の時は腹痛と腰痛に加え、倦怠感はあった。

でもこの倦怠感はなんだか違う…。


「…まさか?いやでもそんなわけないよね…」

しかし医師からは
『また生理が遅れるようなことなどあったら一度受診してくださいね』
と言われていた。


「…うん、明日行こう。」

すぐに病院へ連絡をして予約を入れた。
翌日、受診をすると…

医師
「・・高山さん!おめでとうございます!!」


「え…?」

医師
「妊娠してますよ!!」


「ほ、本当ですか!?!?」

医師
「はい!これ見えますか?これが胎嚢で、現在妊娠5週目です。まだ心拍は確認できないので、また来週あたりに見せに来てください!」

なんと、最後の最後に妊娠したのだ。

これを奇跡以外なんと言うのか。

私は医師からもらったエコー写真を持って高鳴る胸を抑え帰宅した。

タイトルとURLをコピーしました