様々なキーワードで検索をかけると『パ○活』というワードの記事を見つけた。
気になった私はそれを開いた。
『パ○活』
それは、経済的余裕のある男性が女性と過ごし、その対価として女性が金銭をもらうこと。
肉体関係を持たないが、一緒にデートや買い物、食事などをするのが一般的。
・・そう書かれてあった。
私
「今ってこんなのがあるの…?まさかあの大ちゃんがこれをしてる…?うそでしょ…」
なかなか受け入れられなかったが、他の記事を見ても大体のことが一致していた。
これ以上夫がしていることがパパ活だということを否定する理由が見当たらなかった…。
私
「どうして大ちゃんがこんなこと…。なんで…?」
一言で言うと、本当にショックだった。
こういうことをしているという事実もだが、何より自分に隠し事をしていることが辛かった。
確かに人間誰でも隠したいことがあるだろう。
でもこういうことだけは次元が違うのではないか…、そういう思いも出てきた。
私
「これには肉体関係は持たないって書いてあるけど、そんなのわからないじゃない…。だけどあのLINEだけじゃ肉体関係を持ったかどうかなんてはっきりしない…」
私
「でももしかしたらLINEには残さないようにしてるだけで実際は不倫まで発展してるかもしれない…」
そう考えてしまうとそういう気がしてきて、いてもたってもいられなくなり、結局夫を問い詰めることにしてしまった…。
その日の夜、夫が帰宅していつも通り夜ご飯を用意し、息子が寝てから夫に声をかけた。
私
「ねぇ、ちょっと話があるんだけど。」
夫
「ん?どうした?何かあったの?」
私
「…ちょっとこっちきて座って。」
夫
「…??うん…!」
私の表情から何かがあったんだと悟った夫は真剣な顔つきで正面に座った。