夫
「それで?話って何?」
私
「大ちゃんさ、私に何か言うこととかない?」
夫
「え…言うこと?えーなんだろう…?」
夫は必死で考えていたが、ピンとこないようだった。
私
「じゃあ隠し事してたりしない?」
夫
「え!?そんなことあるわけないでしょ!!夫婦なんだから隠し事なんてないって!」
夫は確かにそう言い切った。
私
「じゃあこれは何?」
私はあらかじめLINEのやりとりの写真を自分の携帯で収めていた。
それを夫に見せた。
夫
「あ…そ、それ…」
私
「ついこの前見つけたの、これ何?」
夫
「いや…えっと…それは…友達というか…」
私
「友達?女子大生の友達がいるっていうの?」
夫
「いや、それは…」
夫はモゴモゴしてはっきりしない。
私
「あのさ、もうここまで証拠も出てるんだからはっきりしてよ。」
夫
「ごめん…」
私
「これパ○活ってやつだよね?…私調べたの。」
夫
「……」
私
「若い女の子と時間を共にしてそのお礼に金銭を渡すんでしょ?それやってるんだよね?」
夫
「…うん」
私
「どうして!?何でそんなことしてるの!?」
夫
「それは…なんとなくというか…」
私
「はぁ!?なんとなく!?…大ちゃん、不○してるんでしょ」
『不○』というワードに夫は敏感に反応した。