壮絶な孫差別

【No.2】「所詮あんたは他人よ」義父母からの壮絶な孫差別

壮絶な孫差別

血の繋がらない娘を本当の我が子だと思いながら一緒にいることを選んでくれた夫。

幸せな私たちだったが、問題がひとつ。

それは義母の存在だった。

夫に義母の話をよく教えてもらうと、義母が大体どんな人なのか想像ができた。

それは世間体をよく気にする人。

身内にはすごく優しい人。

正直、夫のことは好きだけど義母に好かれる自信がそれほどなかった…。

でも夫はそんなことを気にさせないくらい私と娘を支えてくれていた。


「この先不安になることも出てくると思うけど、俺が支えるから安心して。」

そう言われて、私は正式にプロポーズを受けた。

そうして夫と結婚をして現在。

世間は少し前からコ◯ナで騒がれていたが、徐々に緩和されていった頃。


「なぁ理紗、そろそろ俺の実家に顔出さない?」


「あーうん…、でも今妊娠してるし、あまり外には出たくないんだよね…」


「…何、それって俺の親に顔出したくないってこと?」


「いや…そうじゃなくて。切迫気味だって診断もされてるから、ちょっと心配なの。ほら、最近買い物以外は外にも出てないでしょ?だから…」


「…でもこの間母さんから理紗に会いたいって電話きたし、正月くらいは顔出そうよ。」


「……」

私は即答できなかった。

理由は入籍してからの義母の対応が180度変わったから…。

初めて会った時は笑顔で対応してくれていた義母だったが、イメージ通り、会う回数を重ねる度冷たいというか塩対応になっていった。

最初はそういうものかもしれないって思ってた。

でも・・

去年挙げた結婚式では直前でアクセサリーを隠されたり、

ある時は差し入れだって言われて義実家から着払いで送られてきたものがゴミ同然の不用品だったり…。

嫌がらせ以外の何者でもないと思い、勇気を出して義母にやめてほしいと言ったことがあった。

義母は逆上しそれからもっと状況が悪化したのだ。


(それなのに私たちに会いたい…?今度は何を…、ダメだ嫌なことばかり考えちゃう…)

義母はそんな感じだが、夫は優しいし私たちのことをよく考えてくれている。

だから気になることがあっても夫には逐一相談とかしなかった。


(今回は圭介も一緒だし、きっと大丈夫…。)


「わかった、お正月みんなで帰ろう。」


「おぉ!よかった!じゃあ母さんに連絡しておくよ!」

そうして私たちは結婚式振りに義父母に会いに、義実家へ帰ることになった。

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