息子が緊急搬送

【No.13】結婚式で息子が義母に毒を盛られ、意識を失い緊急搬送

息子が緊急搬送

森口
「え…お父さまとヨリ戻されたんですか!?」

義母
「あ…いや…さつきちゃん…」

森口
「だって私に言ってましたよね…、お父さまは離婚したって…」

義母
「さつきちゃん!!!」

森口
「あ…すみません…。」

加藤(妻)
「あら?お母さま、ご主人と離婚されてたんですか?(笑)だとしたらさっきの話おかしいですね〜。コブ付きの女を随分と馬鹿にしてましたけど、あなただって離婚を経験して、コブ付き同然じゃないですか(笑)」

義母
「……」


「え…そうだったんですか…?」

義母
「う、うるさいわね!!だったらなんなのよ!!」

加藤(妻)
「人のことばかりケチつけんなって言ってんのよ!」

義母
「ケチ…!?そんなの事実を言ってるだけじゃない、何がいけないのよ!!」

加藤(妻)
「自分のことは棚にあげてよくそんなことが言えましたね。それが立派に生きてきた人がすることですか?…別に離婚がいけないんじゃないです。私もそうでしたから。人それぞれ、理由があってその道を選んだんです。」

加藤(妻)
「あなただってそうでしょ?…ならどうしてもっと寄り添ってあげようと思わないんですか。ましてやあんな小さい子にひどい態度とって…。あなたが一番最低で悪魔ですよ!」


「奥様…」

加藤
「あと…口を挟むようで申し訳ないですが…」


「…あ、部長…。」

加藤さんが連れてきたのは部長だった。

部長の顔を見た途端、夫の様子がおかしくなった。

部長
「やぁ宮本くん。とんでもないことになったね。」


「いや…その…すみません…」

部長
「これまでの君の失態、ずっと見てたよ。奥さんが気の毒で仕方がないよ…。あ、そうそう。私はもうここにいたくないのでね、すぐにおいとまさせてもらうけど、その前に君に伝えないといけないことがある。」


「は、はい…!」

部長
「君は今月付で会社をクビだ。」

タイトルとURLをコピーしました