高齢出産

【No.13】高齢出産に旦那の早期退職、社内不○がもたらした結末

高齢出産

息子からの罵声は日常茶飯事になり、自分の更年期も重なって状況は悪化する一方…。


「毎日毎日ほんとに…。あれは辛すぎる…。」

息子だけど私の知っている息子ではない、そんな複雑な心境が続く中、私のストレスは一気に溜まっていった。

そんなある日。


「あれ…、裕二携帯忘れて行ってるじゃん…!!」

夫が携帯を忘れて出社していた。

時計を見るとちょうどお昼の12時を指していた。


「うーん…、届けに行った方がいいのかな…。でも午前中は携帯鳴ってなかったしなぁ…」

届けに行こうか迷っていると、夫の携帯が突然鳴り出した。


「言ってる側から鳴り出した…!えっと…知らない番号だな…」

出ようか迷ったが、切れても切れても何度もかかってくるため、電話に出ることに。


「…もしもし。」

??
「てめぇどういう神経してんだこの野郎!!ふざけんじゃねーぞ!!」

電話に出た途端、ものすごい勢いで罵声を浴びせてきた。


「ちょ、ちょっと!!どちら様ですか!?」

??
「は!?あんたこそ誰だよ!」


「私はこの携帯の持ち主の妻です!あなたは!?いきなりなんなんですか!」

??
「え…、お、奥さん…?す、すみません…!俺は金谷純といいます…」


「金谷さん。それで?夫にどんなご用件でしょうか?」

金谷
「実は、ご主人が俺の婚約者に手を出しました。」


「…は?」

一瞬何を言われているのか理解できなかった。

夫が婚約者に手を出した…?
婚約者って誰?いつから?

ものすごい疑問が一気に湧き上がり、どこからどう聞けばいいのかわからなくなるくらい…。

金谷
「突然奥さんにこんなこと言って申し訳ありません…」

金谷さんに声をかけられたことで我に返った私は、意を決して何があったのか聞いてみることにした。


「あの…詳しくお話聞かせてください。」

金谷
「…わかりました、大丈夫です。」

そして私は金谷さんの言う『夫の不○』の全貌を知ることになる…。

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