義母の育児

【No.21】義母が育児を仕切り始めた直後、緊急搬○された娘

義母の育児


「…このクソババア!!」

義母
「え…!?」

人が変わったような私に、義母は一瞬怯んだように見えた。


「そうやって嘘ついて、これまでずっと私のことを悪者扱いしてたわけですか。正樹のためにどんだけ必死なんだか(笑)」

義母
「ほらね!?!?この女は悪魔よ!!さっきこの悪魔に言ったけど、早く離婚してうちに帰ってきなさい!!」

義母
「こんな女よりもっといいお嫁さんをママが見つけてあげるから、ね!?」

義母が猫撫で声でそういうと、これまでずっと黙っていた夫がついに口を開いた。


「…もう、もういい加減にしてくれよ!!!」

義母
「マーくん…!?」


「俺はこれまでずっと母さんの言う通りにしてきた。でも嘘までついてこんなことするなんて…、どうかしてる!!」

義母
「嘘じゃないってば…!!」

義母が何度そう言っても夫は聞く耳を持たなかった。

そんな夫の姿を見て義母はさらに暴言を吐いた。

義母
「…やっぱりお前がマーくんをこんな風にしたんだ!」


「まだ言ってるんですか。」

義母
「これまで従順だったマーくんがこんな反抗的になるなんて!!これまで一度もなかったのに!!お前がマーくんを変貌させたんだ!!どう責任取ってくれるの!!」

そう言うと義母は興奮状態で私の胸ぐらを掴みかかってきた。


「おい、やめろよ!」

夫が必死に義母を引き剥がそうとしてくれるが、なかなか義母は手を離さない。


(本当に…どうして私がここまで言われなきゃならないの…?)

改めてそう思った時、私は義母の手を思いっきり振り払っていた。


「その汚い手で私に触るな!!」

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