高齢出産

【No.5】高齢出産に旦那の早期退職、社内不○がもたらした結末

高齢出産

奇跡的に最後の治療で妊娠することができた。

初めてのエコー写真を手に帰宅し、夫が帰ってくるのを待った。


「ただいまー。」


「おかえり!裕二、ちょっとここ座って、話がある。」


「ん?どうした?」


「実はね、これ。」

私は今日もらってきたエコー写真を夫に見せた。


「え…これって。赤ちゃん!?!?」


「そう…!!最後の最後に来てくれたの…!私たち、親になれるんだよ!」


「そっか…、なんだか実感がわかないけど…。でも本当によかった!陽子ありがとう!!嬉しくて手が震えてるよ…(笑)」

そう言って夫は私をキツく抱きしめて喜んでくれた。

そして…

医師
「……」


「どうですか…?」

医師
「…うん、心拍確認できましたよ!安心してください!」


「あぁ…よかった!」

無事赤ちゃんの心拍も確認ができ、不妊治療のために通院していたこの病院はこの日で最後となった。

医師
「高山さんは今日でこの病院を卒業です。本当にこれまでよく頑張りましたね。僕も本当に嬉しいです、おめでとうございます。」


「こちらこそ、長い間お世話になりました。」

今後は産婦人科へかかることになり、近所に新しくできたところへ行くことにした。

役所へ行って母子手帳をもらうと、一気に母親になるんだという気持ちが強まった。


(私、本当にお母さんになるんだ…!でもここに私の赤ちゃんがいるってなんだか不思議な気分…。)

まだ膨れもしないお腹をさすりながら帰宅した。

それから順調に妊娠生活を送り、安定期に入った頃。

突然つわりが始まった。


「あぁ…気持ち悪い…」

ネットの情報だと妊娠発覚頃から始まるつわりは、私の場合は安定期入ってから始まった。


(会社にも妊娠の報告しなきゃだし、休んでられないな…)

ちなみに仕事はアパレルの本社勤務をしている。

気持ち悪さを我慢しながら出社し、その足で直属上司の元へ向かった。

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