娘の入院中、夫は私がわざわざ1人で自宅と病院を行き来しなくていいように、
毎日毎日朝の仕事前と、定時で仕事を終わらせ夜に顔を出してくれていた。
それだけでなく、積極的に娘の世話や私を定期的に気分転換に外へ出してくれたり休ませてくれたり…。
その姿を見て夫なりに精一杯やっているんだと嬉しかった。
私
「正樹…」
夫
「ん?どうした?」
私
「…ありがとうね。」
夫
「え?…あーいやいや当然のことだから!」
夫
「俺の方こそ、いつも美亜と一緒にいてくれてありがとう。」
私
「うん。…これからもこうやって一緒に子供の成長見れるかな…?」
夫
「もちろんだ!!一緒に協力して、幸せに過ごそう。」
私
「うん、これからもよろしくね。」
それから程なくして娘は退院。
それに合わせて私の実家がある隣の県へ引越しを決めた。
夫が『なるべくあやかの実家の近くがいいよ』と言ってくれたのだ。
引越し後も、夫は家にいる時間帯は自ら育児に参加し、
家のことも一緒にやってくれるようになった。
おかげで私の睡眠も前より取れるようになったり、ひとり時間が作れたりと、精神的にも余裕のある生活を送ることができた。
この一件からもう2年が経つが、私も夫も義母とはあれから一切関わりを持つことなく今に至る。
最初は義母から連絡が来ていたようだが、
夫自ら携帯を買い替え私にも不安にさせないように逐一報告してくれるようになった。
でももう今現在は義母の存在を感じるようなことは全くない。
義母に苦しめられる日々から解放され、私もようやく安心した暮らしができるようになっている。
自分の幸せは自分で掴むものなんだと改めて思った。
夫
「ほらほら、もうお弁当できてるよー!!早く出発しよーう!!」
娘
「ママ!はやく〜!ピクニック〜!」
私
「はいはい!すぐ行く〜!」
娘も2歳になり少しずつお話ができるようになっている。
私にとって今が一番幸せだと感じる日々。
これからも夫と協力し、家族3人の幸せを守っていきたいです。