義母の勝手な行動に耐えきれず、思い切って義母に言おうと決めた時だった。
義母
「初日から思ってたけど、あなたの洗濯物の干し方って雑よね。」
私
「…え?」
義母
「洗濯機から出したらシワ伸ばししてないの?」
私
「してますけど…」
義母
「なら干してからも1枚1枚ちゃんと手でシワ伸ばししてるんでしょうね?」
義母
「それに、正樹のシャツだって取り込んだらすぐにアイロンかけなきゃいけないのに、私がやらなきゃずっとそこに置きっぱなしだったんでしょ!?主婦ならもっとちゃんとしないと!それからね・・」
義母は私の家事スタイルにまで口を出してきた。
どうやら最初から私の洗濯物の干し方や取り込み方、
夫のシャツのアイロンがけなどに納得がいっていなかったようで、ここぞとばかりに30分くらい説教を食らった…。
義母
「・・いい!?次から今私が言ったようにするのよ!?わかったわね!」
私
「…はい。」
義母は一見穏やかそうで優しそうな雰囲気をしているが、
本当は完璧主義で自分のやり方や考え方が一番正しいと思う人のようだ…。
きっとそんな義母にとって私のやり方は最初から気に入らず、
同じ主婦としてあり得ないと思うことばかりだったんだろう。
私
(だからってあそこまで言わなくても…。それに一応ここは私たちの家であってお義母さんの家じゃないのに勝手に模様替えなんかして…)
夫はというと、義母が勝手に模様替えをしても特に何も思わないようで、毎日普通に過ごしている。
やっぱり自分の親だから何も思わないのだろうか…。
義母に言われた日から、私は気をつけて家事をしていた。
すると義母は特に何も言わなくなっていたため、その方が私も気が楽だった。
でも…。
私
「さぁみっちゃん、おむつ変えようね〜。今日もいっぱいしたね〜!」
すると義母が現れ娘のオムツ替えを見て言った。
義母
「あら?まだ紙オムツなの?」
私
「え…?まだって…」
義母
「前に言ったわよね!?もう生後1ヶ月経ったんだから布オムツにしなさいって!」