医師からの指示で一旦別室で待機することになった。
ベッドに横たわる娘を見てから別室へ行った。
そこには義母の姿があった。
義母
「はーぁ、ほんとめんどくさいわ。あのガキが泣いてうるさいから悪いのよ…!親子揃ってまともじゃないんだから。いい気味よ。」
そう言って義母は笑いながらドカッとソファーに座った。
その瞬間を見てしまった私は、怒りで身体が震えていた。
私
(何言ってんのこの人…!私だけならまだしも、美亜にまで手を出してたなんて…!絶対に許さない!!)
私は待合室に乗り込み、義母の腕を思いっきり引っ張った。
私
「やっぱりお義母さんが美亜にはちみつを食べさせてたんですね!?」
義母
「痛い!!何なのよあんた!!この手を離しなさい!」
私
「先生から言われましたよ、この量は定期的にはちみつを摂取したんじゃないかって。お義母さんだったんですね!?」
義母
「さあね〜?一体なんのことかしら〜?あんたが食べさせてたんじゃないの?(笑)」
その一言で私の怒りは頂点に達した。
私
「…ふざけるのもいい加減にしろ!!」
義母
「へ…?」
私
「人の命を何だと思ってるの!?それにまだ産まれて2ヶ月も経ってない子に、よくもそんな真似できましたね!!」
さっきまでヘラヘラしていた義母は人が変わったように無表情になり口を開いた。
義母
「は?お前の子供なんかなんとも思ってない。私の息子をたぶらかした罰を与えただけよ。」
私
「は…?何を言ってるの。」
義母
「マーくんはね!!本当はお前なんかと結婚なんてするはずなかったんだよ!!なのにお前はマーくんをたぶらかして、私にいい嫁になるとかふざけたこと言って!!私はね、お前に騙されたんだ!!何がいい嫁だ、家事ひとつ私と同じようにできないくせしてよくも大それたことを!!」
義母
「マーくんが可哀想!!いくら息子の血を分けた孫だと言っても、お前が産んだ子供は悪魔だ!!毎日毎日私を見るあの醜い顔!!だからあの家に来た頃から与えてたんだよ!!これはマーくんと結婚した罰だ!だから私は何も悪くない!!」